これから日本に移住しようと考えている皆さん、住む家はどうしますか?
日本での住まいを見つけることは、移住の大きな課題の1つです。
しかし外国人が日本で賃貸契約をするのは非常に難易度が高く、日本語が喋れないと難易度はさらに上がります。
そのため、移住前に短期滞在先を確保しておくことをおすすめします。
したがって今回は、外国人が移住前に住居を確保する方法をご紹介します!
日本(にほん)で住居(じゅうきょ)を探(さが)すのは難(むずか)しい
「日本に来てからゆっくり家を探そう」と考えているのならば、その考えは改めるべきと言えます。なぜなら、外国人が日本で住居を探すのは非常に難しいからです。
以下に、外国人が日本で住居を探すのは困難である主な理由を挙げていきます。
(1) 必要書類(ひつようしょるい)をすぐに確保(かくほ)できない
外国人が日本で賃貸契約を結ぶには、一般的には以下が必要になります。
- 在留カードやパスポート
- 住民票(日本で住民登録が必要です)
- 日本の銀行口座
- 印鑑
- 保証人 or 保証会社
- 契約金(日本円が必要です)
とりわけ困難なのは、住民票の取得です。
住民票は日本の役所で住民登録手続きをすることによって取得できるのですが、住民登録には日本の住所が必要です。
そのため、日本に入国してすぐに賃貸契約をすることは不可能なのです。
一度、住民登録ができる所に滞在が必要です。
したがって、後述しますが、入国前に住民登録が可能なシェアハウス・マンスリーマンションに契約することをおすすめします。
(2) 外国語(がいこくご)に対応(たいおう)している不動産会社(ふどうさんかいしゃ)が少(すく)ない
外国人が日本で住居を探す際、言語の壁が大きな問題となります。
まず、外国語に対応している不動産会社、あるいは外国人向けの不動産会社は限られています。
近年、都市部を中心にようやく外国語を導入する会社が出てきてはいるものの、まだまだ少数です。
そのため日本語が話せない場合、不動産会社や大家さんとのコミュニケーションが難しくなるケースが多いです。また、契約書や賃貸条件の理解も困難でしょう。
(3) 外国人(がいこくじん)の入居(にゅうきょ)を制限(せいげん)している物件(ぶっけん)がある
残念ながら、一部の不動産会社や物件は、外国人への賃貸契約を制限していることがあります。
これは、文化や生活習慣の違いからくる誤解や偏見が原因であることが多いです。
短期滞在先(たんきたいざいさき)を確保(かくほ)しよう
残念ながら、必要書類を準備できない、すなわち入国したばかりの外国人は日本で賃貸契約をすることができません。
では、そんな人はどうしたらいいのでしょうか?
まずは入国前に、住民登録をするための短期滞在先を確保しておきましょう!
親戚や知り合いの家に住ませてもらうのが最も良いかと思いますが、知り合いがいない方は、「シェアハウス」や「マンスリーマンション」に住むことをおすすめします。
シェアハウスというと、複数人で同じ部屋に住み、完全にプライバシーがなくなってしまうと思う人もいるかもしれませんが、違います。
寝室は個別に設置されているケースも多く、キッチンやシャワーのみ共有となっています。
家具や家電も付いていますし、毎月の賃料も安く済むことが多いです。
中には短期滞在先としてホテルやAirbnbなどの民泊を選択する方もいらっしゃいますが、それらでは住民登録ができません。
したがって、まずは短期滞在先としてシェアハウスやマンスリーマンションに住み、必要なものが揃ってから賃貸契約を結べばOKです。
もちろん、気に入ったらそのままシェアハウスやマンスリーマンションに住み続けても問題ありません!
外国人(がいこくじん)におすすめの不動産検索(ふどうさんけんさく)サイト
短期滞在先としてシェアハウスやマンスリーマンションを探す場合、以下のサイトを利用することをおすすめします。
Best-Estate.jp
【Best-Estate.jp】ベストエステート 日本最大級の外国人向け賃貸物件情報サイト
Best-Estate.jpは、外国人専門のお部屋探しサイトです。
こちらで、全国各地にある、外国人が契約できるシェアハウスやマンスリーマンションを探すことができます。
Best-Estate.jpは、以下のような、外国人に優しい特徴があります。
- サイトは7ヶ国語に対応している
- 全7ヶ国語に対応しているため、日本語が分からなくても問題ありません。
- 多言語スタッフが在籍している
- 入国前に、現地から電話やメールでお問い合わせが可能です。分からないことが多いと思いますので、早めに問い合わせしておきましょう。
- 海外にいても契約可能
- 海外でもビデオ内見、申込、契約が可能となっています。そのため、来日後に即入居が可能です。
海外からも電話でお問い合わせが可能ですので、分からない点を早めに解消しておくことができます。
wagaya Japan
wagaya Japan|日本最大の外国人向け不動産(賃貸・売買)物件情報サポート
wagaya Japanも、同じく外国人専門のお部屋探しサイトです。
こちらでも、外国人が契約できるシェアハウスやマンスリーマンションを探すことができます。
wagaya Japanの特徴は以下の通りです。
- サイトは5ヶ国語に対応している
- 全5ヶ国語に対応しているため、日本語が分からなくても問題ありません。
- 専門スタッフにお部屋探しを依頼できる
- 依頼フォームから希望のお部屋条件を送れば、専門スタッフがおすすめのお部屋を紹介してくれます。
- 海外にいても契約可能
- 海外でもビデオ内見、申込、契約が可能となっています。そのため、来日後に即入居が可能です。
どちらのサイトも外国語に対応しており、外国人向けのサポートを行ってくれます。
どちらかのサイトを利用すれば、自分の希望条件に合ったお部屋を探すことが可能になります。
ぜひ、探してみてください。
物件を選ぶ際は、その物件が住民登録可能か、念のため確認しておきましょう♪
入国前(にゅうこくまえ)に短期滞在先(たんきたいざいさき)を確保(かくほ)しておこう
日本に移住するためには、入国する前に短期滞在先を確保しておくことをおすすめしています。
この記事で紹介したウェブサイトで希望の条件にあったシェアハウスやマンスリーマンションを探し、事前に手続きを済ませておきましょう。
上記内容は2023年8月31日までの情報を参考に作成しています。